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<亘理・山元ウイーク>老若男女でヒップホップ 「U.S.A.」世代を超える

「U.S.A.」に合わせて踊るシニア向け教室の参加者
元気に踊る園児や児童

 宮城県山元町で、幼稚園児から70代までの約30人がヒップホップダンスに取り組んでいる。年代別の教室に通うメンバーが共に舞台に立つ計画があり、町の老若男女が一緒にスポットライトを浴びることになりそうだ。
 東日本大震災の被災地を元気づけようと、各地でダンス教室を開いている仙台市の一般社団法人スマイル・フォー・ジャパン・プロジェクトが活動の一環として6月、町内でヒップホップを始めた。第2、4水曜に、園児や小学生、お年寄りらにレッスンしている。
 11月中旬、町つばめの杜ひだまりホールに、50代〜70代の4人が集まった。ダンス講師の佐藤喬太さん(28)が新しい振り付けを教えた後「DA PUMP(ダ・パンプ)」の「U.S.A.」を流した。
 「はやりのあれだな」。スピード感のある歌に、参加者はすぐに反応した。最初は四苦八苦しながらも、佐藤さんの「素晴らしい!」の声に励まされ、徐々に動きが滑らかになった。
 渡辺伸一さん(77)は「以前やっていた社交ダンスは相手をリードしないといけなかったけれど、ヒップホップは自由でいい」と汗を拭った。
 佐藤さんは「山元のシニアは乗りがいい。孫の世代に格好いいと思ってもらえるといい」と言う。
 シニアと入れ替わりで、幼稚園児が集う。寺嶋隼汰(しゅんた)ちゃん(6)は「友達と踊るのが楽しい」と目を輝かせる。
 同法人は定期的に、各地のメンバーらがステージに立つイベントを仙台市で開いている。代表理事の上野協子さん(50)は来春、園児からシニアまで3世代が共演できる舞台を計画。「決まりのない自由なヒップホップで、世代を超えて多くの人をつなげたい」と夢を膨らませている。


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2018年12月02日日曜日


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