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<ベガルタ>最後に意地 数的不利諦めず2ゴールも反撃及ばず

神戸―仙台 後半終了間際、仙台・ジャーメイン(右)が中央に切り込みゴールを決め、2―3と追い上げる

 仙台の粘りは、あと一歩届かなかった。奥埜が退場となって数的不利な上、0−3とリードされる絶望的な状況にも諦めず、果敢に反撃を仕掛けて1点差まで詰め寄った。渡辺監督は「10人でもタフにやってくれると信じていた。やり切れたと思う」とたたえた。
 中盤まで防戦一方。追い詰められ、渡辺監督が動いた。後半14分に阿部とハモンロペスを投入。3バックと両ウイングバックの5人で形成した最終ラインを4バックに変え、攻撃を促した。カウンターを浴びる危機もあったが、阿部がドリブル突破を仕掛けたり、サイドを鋭く突いたりすることで好機が生まれ始めた。
 「1点を取れば必ず流れが変わる」とハモンロペス。強い思いが終盤に結実する。28分、ゴール前で阿部、ジャーメインがパスをつなぎ、ハモンロペスが左足を振り抜いて反撃ののろしを上げた。
 ロスタイムには、阿部が頭で落としたボールをジャーメインがゴール。「相手GKが前に出たので、脇を抜けると思った」とジャーメイン。23歳の新人ストライカーが11試合ぶりの先発で2点に絡んだ。
 リーグ戦は6季連続の2桁順位で終了したが、中3日の5日にJ2山形との天皇杯準決勝が控える。「タイトルを取るためのプラスとなるゴールだと思う」とジャーメイン。最後に見せた意地が頂点を目指す力になれば、悔しい黒星も無駄ではない。(原口靖志)


2018年12月02日日曜日


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