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<震災遺構ネットワーク>慰霊碑やモニュメント…「伝承ロード」の構成施設、3日から東北整備局募集

「震災伝承施設」のマークが入った案内表示のイメージ

 東日本大震災の教訓伝承に向け、東北地方整備局は青森、岩手、宮城、福島4県にある震災遺構などをネットワーク化する「3.11伝承ロード」(仮称)に加わる構成施設の募集を、3日に始める。来年3月にも選定結果を公表する。

 被災各地の慰霊碑やモニュメント、震災遺構などを「震災伝承施設」として定義し、(1)災害の教訓が理解できる(2)防災に貢献できる(3)歴史的・学術的に価値がある−など5条件のいずれかに該当する必要がある。
 応募した各施設は、駐車場やトイレの設置状況など訪問しやすさや展示内容の理解しやすさなどによって分類。複数を満たすと、整備局や4県などでつくる協議会が新たに作成した震災伝承施設を示すマークを使えるようになる。
 整備局は、たろう観光ホテル(宮古市)や旧荒浜小(仙台市若林区)などの選定を想定。4県で500カ所前後の伝承施設候補があると見込んでおり、来年1月末まで民間施設、公共施設を問わず受け付ける。
 施設の登録状況を踏まえ、2019年度は伝承施設の情報を記した地図などの作製を目指す。整備局の原田吉信地方事業評価管理官は「震災の教訓を末永く伝えていく取り組みにしたい」と話した。


2018年12月02日日曜日


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