宮城のニュース

<消費者川柳>特殊詐欺、環境、スマホ… 子どもたち鋭い視点で五七五

仙台市長賞を受賞した貫井さん(右)

 仙台市が募集した「消費者川柳」の表彰式が11月25日、青葉区のエル・パーク仙台であった。テーマは、買い物が社会や地球環境に影響を及ぼすことを自覚する「消費者市民社会」、消費者トラブルや特殊詐欺の被害防止。入賞18点のうち、小中高生の作品は鋭い視点と子どもらしい発想で社会問題などに切り込んだ。

◎ 決めようよ 家族を守る 愛言葉
 最高賞の市長賞(中高生の部)に輝いたのは、加茂中3年、貫井(ぬくい)佑真さん。子どもを思う親心につけ込む卑劣な特殊詐欺(オレオレ詐欺)などへの対策として、家族しか知らない合(愛)言葉を事前に決めようと呼び掛けた。

◎ 環境は 人の命と 一緒だよ
 市長賞(小学生の部)の鹿野小5年、伊藤こころさんは、かけがえのない自然環境の保全の大切さを子どもらしい表現で詠んだ。

◎ スマートフォン ルールを守って つかいましょう
 スマートフォンに着目し、アイリスオーヤマ賞(小学生の部)を受けたのは、鹿野小5年の朴沢允有さん。歩行中や作業中などに使う「歩きスマホ」「ながらスマホ」などの社会問題化に警鐘を鳴らした。

◎ 環境に やさしく今日から エシカル消費
 社会問題に配慮した消費行動「エシカル(倫理的)消費」という言葉を広めたいという台原小6年の宮路貴全さんは、みやぎ生協賞(小学生の部)に輝いた。市民権を持ち始めたキーワードを使って「賢い買い物」の重要性を強調した。

 市内の消費者トラブルの相談は8000件前後で高止まり状態にある。昨年度は7718件で、苦情相談が大多数を占めている。
 消費者川柳は本年度、518人から873句が寄せられた。市消費生活センターの桜井浩所長は「川柳をきっかけに消費者トラブルの実態や対策などを考えてほしい」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2018年12月03日月曜日


先頭に戻る