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<なでしこL・マイナビ仙台>先制し主導権、守備手堅く

仙台−C大阪堺 前半25分、仙台の小野(9)がミドルシュートを決めて先制する

 仙台は今季数少ない理想的な試合運びだった。得意な形で先制し、粘り強い守備で無失点勝利。リーグ最下位ながら今季1勝3分けと苦しめられ、残留争いを演じたC大阪堺相手にだ。先制点を挙げた小野は「落ち着いてやれば勝てると信じていた」と胸を張る。
 先制点が大きかった。前半25分、奈良のロングボールを前線で浜田が収め、後ろにいた小野にパス。遠めの位置だったが、「自分が決める」と迷わず左足を振り抜いた。浜田にボールを集める攻めは今季繰り返して磨いた形。「ハカ(浜田)が落ち着いて起点になれていた」と小野。試合を重ね、終盤戦でかみ合った。
 試合の流れを引き寄せ、守備も強固になった。C大阪堺に無失点で勝利したのは5戦目で初。過去には豊富な運動量で攻勢を強める相手に苦しめられたが、今回は自陣でのプレスをボールを外に出してかわすなど徹底して封じた。坂井は「粘り強く来るのは分かっていた。うまくできた」と手応えを語る。
 8位に沈んだリーグ戦の苦しみがチームをたくましくした。小野は「粘り強く戦い、自分たちの良さを出す大切さを学んだ」と振り返る。準々決勝はホームのユアスタ仙台でリーグ4連覇の日テレと対戦。やっとつかんだ自信をぶつけ、強豪から公式戦初勝利を目指す。(原口靖志)


2018年12月03日月曜日


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