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本堂再建 厳かに落慶法要 東松島・長音寺

全国から僧侶が集まった落慶法要

 東日本大震災で被災した東松島市野蒜の長音寺に新しい本堂が完成し、現地で2日、落慶法要が執り行われた。神奈川県など全国から来た僧侶や檀家(だんか)ら約160人が出席。読経が響く厳かな雰囲気の中、参列者は静かに手を合わせた。
 新本堂は木造平屋で延べ床面積約170平方メートル。広間やホール、事務室などがある。昨年11月着工で今年2月に大部分が完成し、震災命日の慰霊法要は新本堂で営んだ。先月までに玄関屋根や外構など全体の工事が完了した。
 長音寺は海岸から約500メートルの位置にあり、本堂や庫裏などが津波で流失。住職だった秋山清道さん=当時(50)=や檀家約100人が犠牲になった。
 秋山さんの弟の公純さん(51)が2015年7月から住職を務める。公純さんは「本堂再建前の法要は外で行い、炎天下や吹雪の日もあった。ようやく落ち着いた環境で行える」と安心した表情で語った。


2018年12月03日月曜日


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