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<オリガミペイ>スマホ決済青森で始動 JR東がベンチャー支援

スマホでコーヒーの代金を決済する柴田社長(右端)ら=1日、青森市内の喫茶店

 青森県内で、スマートフォンを使用したキャッシュレス決済などの実証実験が始まった。ベンチャー企業の技術やアイデアを支援するJR東日本の「スタートアッププログラム」の一環。初日の1日には、関係者が青森市内でデモンストレーションを行って利便性をアピールした。
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 スマホ決済サービスは、Origami(オリガミ、東京)の「オリガミペイ」。スマホに表示させるQRコードを店側に読み取ってもらうなどして、代金を支払う。
 1日には同プログラムを手掛けるJR東日本スタートアップ(東京)の柴田裕社長らが、JR青森駅前の市観光交流情報センターで市営バスの一日乗車券を購入。バスで中心商店街の喫茶店に移動し、コーヒー代金をスマホで支払った。
 実験は来年3月まで。訪日外国人旅行者(インバウンド)を含む観光客や市民の利用促進を図る。オリガミペイは県内の約600店舗で利用可能で、今後も増える見込みだという。
 期間中は、県内店舗限定の500円割引クーポンのほか、青森駅や新青森駅の駅ビル、駅レンタカー、青森市の県観光物産館アスパムなどで支払代金が半額(上限額あり)になるクーポンが取得できるキャンペーンを実施する。
 柴田社長は「青森を元気にする新たなサービスが生まれることにわくわくする。簡単に素早く決済できるので、利便性を感じてほしい」と話した。
 同プログラムに採択された東北関連の事業は計3件。通信機器開発のPicoCELA(ピコセラ、東京)が八甲田ロープウエー山頂駅周辺の屋外で公衆無線LAN「Wi−Fi(ワイファイ)」を整備するほか、発酵技術開発のファーメンステーション(東京)は青森のリンゴの搾りかすから化粧品用のエタノールを抽出する。それぞれ月内に実験を開始する。


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2018年12月03日月曜日


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