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<ふるさと納税>返礼品に見守りサービス 岩手・陸前高田市

 岩手県陸前高田市はふるさと納税の返礼品に、郵便局員による高齢者らの見守りサービスを追加した。東日本大震災の被災自治体では初の試み。寄付額6万円で半年間、12万円で1年間のサービスを受けられる。
 郵便局員が月1回、市内の高齢者宅などを訪問して体調や睡眠状況、外出頻度などを聞き取る。面談の際に気付いたことや本人の近影も添え、遠隔地で暮らす子どもらにメールで報告する。
 市は震災前より人口が20.3%減少する一方、高齢化率は38.4%と5.0ポイント上昇した。2017年の1人暮らしの高齢世帯は1279戸で全世帯の16.8%を占め、12年から3.4ポイント上昇した。
 11月29日に見守りサービスの協定締結式があり、日本郵便の中江紳悟東北支社長は「少しでも役立ちたい」と表明。戸羽太市長は「多くの人に利用してもらえるよう、PRに努めたい」と抱負を述べた。
 市は、震災を経て15年度にふるさと納税制度による寄付の受け付けを再開。昨年度の寄付額は4億3900万円で過去最多を記録した。市の返礼品には他に、市内にあるお墓の清掃や空き家の状況を確認するサービスもある。


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2018年12月03日月曜日


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