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<亘理・山元ウイーク>撮ラベル/香り爽やか冬彩る黄 逢隈のユズ畑

一つずつ、丁寧にユズの実を摘み取る高野さん。最盛期は1日で約150キロを収穫する=亘理町逢隈

 温暖な気候の亘理町。北西部にある高野誠一さん(73)のリンゴ畑の一角で、見事なユズが鮮やかな黄に色づいていた。
 大きく育った実を選び、はさみで根元の枝から切り離すと、爽やかな香りが漂ってくる。
 17年前、北風が遮られる山の南斜面に180本の苗木を植えた。リンゴに倣って、木の高さを3メートル以下に切りそろえ、日当たりを良くしている。
 11月中旬から約2週間かけて家族総出で収穫した。出荷先のホテルでは料理の味を引き立て、酒造会社では豊かな香りのゆず酒に加工されるという。
 「今年は実が大きく、香りも一段といい」。高野さんは出来栄えに満足そう。リンゴの赤と競うように、亘理の冬を彩る。


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2018年12月04日火曜日


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