
<竹駒神社>すす払い 白狐拭き上げ新春を待つ
宮城県岩沼市の竹駒神社で4日、すす払いの神事が行われた。15人の神職とみこが拝殿にたまった1年分のほこりを払い落とし、新しい年を迎える準備に入った。
神事に続き、神職がササの葉を付けた長さ約5メートルのほうきで、天井や梁(はり)を払うなどした。参拝者の願いを神様に伝える「御使者」の白狐(びゃっこ)も、みこが布で丁寧に拭き上げた。
神社では5日、正月の代表的な縁起物「鏑矢(かぶらや)」約1万5000本と熊手約1万本の製作が始まる。6日には、来年のえとのイノシシを描いた縦約1.8メートル、横約3メートルの大絵馬2枚が随身門に掛けられる。
2018年12月05日水曜日