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「桜のぬくもり」いつも身近に 塩釜高生、校内の伐採木キーホルダーに 神戸で配布、復興支援に感謝

完成したキーホルダーとパッケージを手にする生徒
完成したキーホルダーとパッケージ

 宮城県塩釜高(生徒1132人)の生徒たちが学校敷地内で伐採した桜の木を使ったキーホルダー「桜のぬくもり」を作り、商品化した。パッケージも生徒がデザインし、本年度中に市内で販売する予定。販売に先立ち、2年生が修学旅行先の関西で5日に200個を配り、東日本大震災からの復興支援に対する感謝の思いを伝える。
 木片の形を整え、以前に同校生徒が市と一緒に考案したキャラクター「桜菓子(おかし)姫」「藻(も)しお姫」を押印し、ニスで仕上げた。同市のカワシマ印章店がはんこを作り、協力した。
 バスソルト、チャームに続く第3弾の商品開発で、4月から2年ビジネス科の有志6人が取り組んだ。堅い桜の木は加工が難しく、表面が平らでないとはんこをきれいに押せないため、電動やすりと紙やすりを使って滑らかにしたという。3年生も製作に協力した。
 商品名とパッケージのデザインは、3年普通科の選択授業「課題研究」で生徒39人が検討し、首藤沙弥さん(17)の作品を互選した。首藤さんは「桜に包まれるような温かみのあるイメージで考えた。ピンク色のリボンに、人と人を結ぶという願いを込めた」と話す。著作権を考慮し、あまり見たことのないデザインを心掛けたという。
 2年ビジネス科の76人は修学旅行先の神戸市で5日、被災地の報告と西日本豪雨や北海道地震の被災者のための募金活動を行い、キーホルダーを配る予定だ。小野寺快都さん(17)は「東日本大震災の際、多くの支援をもらった。今度は支援する側だ」と意気込む。


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2018年12月05日水曜日


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