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<亘理・山元ウイーク>復興、デーツでエール 支援続けるイスラエル系女性産直で販売 交流人口拡大へ

試食品を手にデーツをアピールするダンケルマンさん

 宮城県亘理町荒浜の産直施設「鳥の海ふれあい市場」で、イスラエル産ナツメヤシの実「デーツ」の販売が始まった。輸入するのは、東日本大震災で被災した町の支援を続けるイスラエル系インドネシア人で東京都在住の音楽家セリア・ダンケルマンさん。イスラエルの特産品を購入できる場所は東北では珍しく、ダンケルマンさんらは町の交流人口拡大のきっかけにしたい考えだ。
 「栄養価の高い奇跡のフルーツ」「特においしい種類です」。販売が始まった11月23日、ダンケルマンさんは店内で試食品を手にデーツをアピールした。
 味は干し柿に似ている。食物繊維やミネラルが豊富に含まれ、中東の砂漠地帯では携行食品として重宝されてきた。イスラエルではヨーグルトやサラダなどに使われる。
 1パック1000円で、大粒のデーツ9個が入る。売り上げの15%は市場の収入になる。
 ダンケルマンさんは震災直後に町の支援に入った。現在も保育園などで表現活動を通じた教育支援を続けており、「イスラエルの物産販売が町の活性化につながればうれしい」と話す。ふれあい市場の中嶋一昭理事長は「多くの人が町を訪れるきっかけになればと思う。今後、イスラエル産ワインも取り扱いたい」と話す。


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2018年12月05日水曜日


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