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<亘理・山元ウイーク>撮ラベル/ 広々 緑のじゅうたん 山元の復興芝生

丹念に育てられている「復興芝生」。ここにある約1ヘクタールの芝は全て、東京五輪のために宮城スタジアムに敷き詰められる=山元町山寺

 名付けて「復興芝生」。東日本大震災で被災した山元町山寺に、天然芝に覆われた緑地が広がっている。3カ所に分かれ、面積は合わせて15ヘクタール。
 スポーツ施設工事会社を経営する山元町の大坪征一さん(78)が2013年、地元の人と共に農地を借りて栽培を始めた。翌年8月には早くも、来年のラグビーW杯の会場にもなる豊田スタジアム(愛知県)に出荷している。
 育てているのは寒冷地向けのケンタッキーブルーグラス。踏みつけに強く、スポーツ用に適している。「イチゴやはらこ飯に負けない、町の名産品に育てたいなあ」と大坪さん。
 地元の農家が丹精を込めた芝は、冬を迎えても鮮やかなグリーン。来年10月には、東京五輪の会場になる宮城スタジアム(利府町)にも出荷して「復興五輪」に貢献する。


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2018年12月05日水曜日


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