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<ベガルタ>ピッチサイド/同郷の2人、存在感発揮

野津田岳人

 男女そろって日本一をつかむ好機が訪れた。男子のJ1仙台は天皇杯で9年ぶりの準決勝、女子のマイナビベガルタ仙台レディースは皇后杯で6年連続の準々決勝に進出。快進撃を続ける両チームの中盤で、同郷の2人が存在感を発揮している。
 仙台の野津田岳人とマイナビ仙台の樫本芹菜は同じ広島県出身。野津田は今季、リーグ戦で23試合出場2得点と活躍するなどチームの核を担う。9月に加入した樫本は皇后杯で初戦から2戦連続で先発。地元の広島で2日にあったC大阪堺との3回戦ではフル出場し、無失点で8強入りに貢献した。
 樫本は2学年下の野津田の存在を以前から知っていた。自分より一つ上の年代のカテゴリーに飛び級した技術の高さ、ボールを失っても自分で奪い返しに行く姿勢を聞いていたという。「同じ仙台でプレーできるのは感慨深い」と樫本。野津田がトップチームに昇格して新聞に掲載されたシュートの写真のフォームに感心し、切り抜いてノートに張っている。
 野津田にその話を伝えた。野津田は「刺激になる」と声を弾ませ、こう続けた。「アベック優勝を目指して頑張りたい」。古里から遠く離れた仙台の地に初の栄冠をもたらすため、互いに高め合う。
(原口靖志)


2018年12月05日水曜日


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