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<岩手県北バス>アプリで予約・決済 仙台空港−花巻線に導入へ

バス乗車券を予約するアプリの画面

 みちのりホールディングス(HD、東京)と傘下の岩手県北バス(盛岡市)は12月中旬、乗車券の予約やカード決済が可能な上、沿線の観光施設の特典も受けられるスマートフォン用のアプリを仙台空港−花巻線に導入する。駅や空港の2次交通を継ぎ目なく提供する「観光型MaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)」で、導入は全国のバス会社で初めて。
 アプリはみちのりHDが企画し、IT企業エムティーアイ(東京)が開発。英語と中国語(繁体字、簡体字)、韓国語に対応し、訪日外国人旅行者(インバウンド)の利便性も高める。
 利用者はスマホ画面を乗務員に見せるだけで乗車でき、空港からの2次交通利用がスムーズになる。乗車券は従来もインターネット購入できたが、印刷して持参する必要があった。
 アプリは沿線観光施設のクーポンも発行。仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)や松島、平泉などの15施設で入館料割引きなど特典を受けられる。将来的には機能を強化し、入場券購入なども可能にする予定。
 MaaSはICT(情報通信技術)の活用によってさまざまな交通手段をつなぐ新しい移動サービスの概念。観光型は首都圏を中心に鉄道会社などが実現を目指している。
 みちのりHDは、傘下のバス会社が運行する約50の観光路線へ拡大を図る。担当者は「2次交通の利便性を高めインバウンドらを取り込むほか、観光施設とも連携し沿線地域で消費が回るモデルを構築したい」と話した。


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2018年12月05日水曜日


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