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「東日本」「阪神」震災遺児ら心つなぐ 仙台で交流会「亡き親に聞きたい」テーマに語り合う

東北と阪神の震災遺児らが語り合った交流会

 東日本大震災や阪神大震災で親を失った遺児と家族の交流会が11月24日、あしなが育英会の仙台レインボーハウス(仙台市青葉区)であった。神戸から訪れた10人を含め計75人が参加。遺児と保護者がグループに分かれ、それぞれの近況や最近の悩みについて語り合った。
 中学生から社会人のグループでは、震災で亡くなった親に聞きたいことが話に上がった。広島県福山市の会社員中埜翔太さん(27)は、阪神大震災で母親=当時(24)=を亡くした。「自分が母の年齢に並んだ時、不思議な気持ちだった。学生の頃や父との出会いを母に聞いてみたかった」と話した。
 仙台市宮城野区の東北高1年阿部遙斗さん(15)は、東日本大震災で亡くした父光伸さん=当時(43)=の記憶があまり残っていないという。「理想の父親像、自分が子どもを持った時の姿が想像できない」と語った。
 交流会の冒頭、あしなが育英会東北事務所の西田正弘所長は「震災の影響はさまざまにある。互いにいろいろな話をして、この会が今後の皆さんの力になればと思う」とあいさつした。


2018年12月06日木曜日


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