福島のニュース

<福島廃炉への道>2号機使用済み核燃料取り出しに向け建屋最上階片付け作業終了

◎11月1日〜30日

1日  東京電力は3号機の使用済み核燃料の取り出しに向けて続ける機器の総点検で、燃料取扱機(FHM)で燃料を引き上げるハンドルの健全性を確認する装置のランプがつかないなど2件の不具合が新たに見つかったと発表した。不具合は計9件になった。
3日  3号機の使用済み核燃料取り出し機器の総点検の一環で、模擬燃料を使った動作確認を始めた。21日の終了までに計4件の不具合が発生した。
6日  2号機の使用済み核燃料の取り出しに向け、8月23日に始めた原子炉建屋最上階の片付け作業が終了した。遠隔操作の重機で撤去したフェンスなどはコンテナ10個分。14日、これまでロボットが進入できなかったフロア東側も含めた全域での線量測定や3Dスキャンを始めた。来年1月まで実施する。
8日  2号機で原子炉への注水量を減らしたり注水を止めたりする試験を来年1〜3月に実施すると発表した。溶融核燃料(デブリ)を冷やす注水がトラブルで止まった場合の影響をより正確に把握する狙い。
12日  港湾内に係留している浮体構造物(メガフロート)について、今後の津波で漂流物とならないよう、着底させて土をかぶせ、物揚場として再利用する工事を始めた。2021年度の完了を目指す。メガフロートは鋼鉄製で、縦136メートル、横46メートル、高さ3メートル。
17日  漏えいのリスクが高い組み立て型タンクにためていたストロンチウム処理水の浄化が完了した。
20日  汚染水をためる組み立て型タンクの解体片を除染する設備で、放射性物質を含む粉じんが建屋内に飛び散るトラブルが起きた。3機ある集じん機のうち1機が異常に動作した。
22日  今年1月に2号機原子炉格納容器の内部を調べたつり下げ式カメラに付着した放射性物質を詳しく分析するため、表面を拭き取った紙を専門機関に送った。デブリの性質の解明につながる可能性がある。


2018年12月06日木曜日


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