岩手のニュース

<岩手・田野畑村>古民家活用し観光拠点に 新道の駅と連携図る

体験型観光交流施設に改修される「生きがいの館」

 岩手県田野畑村は2019年度、古民家を活用した高齢者福祉施設「生きがいの館」の改修工事に着手する。隣接地に整備される新たな道の駅と併せ、体験型の観光拠点として交流人口の増加を図る。
 生きがいの館は1949年から村長を1期務めた工藤精作氏の元居宅。30年建造の和風家屋で1階に5部屋、2階に4部屋あり、延べ床面積は約340平方メートル。
 86年に親族から寄付を受け、村が菅窪地区に移転した。高齢者福祉施設として使われてきたが、10年以上前から手付かずの状態が続いていた。
 改修は柱や梁(はり)といった建築当時の趣を生かす方針で、高齢者の生きがいを創出し、観光客が地元の農山漁村文化を体験できる施設を目指す。
 シャワー室やダイニングスペースを整備し、最大20人の宿泊が可能。総事業費は1億500万円で、20年春の営業開始を見込む。
 20年度末には隣接地に道の駅が完成する予定となっており、観光面での相乗効果を図る。石原弘村長は「建物の強度を現代の基準に合わせ、やすらぎが感じられる施設にしたい」と話している。


関連ページ: 岩手 社会

2018年12月07日金曜日


先頭に戻る