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<自動運転>今冬も実証実験 秋田・上小阿仁で36日間、ルートは4kmに延長

高齢者の移動手段確保を目的に行われた前回の実証実験=2017年12月、秋田県上小阿仁村

 東北地方整備局は高齢化が進む中山間地の自動運転車実証実験で、前年度に続き今冬も秋田県上小阿仁村の道の駅「かみこあに」を拠点に行うと発表した。昨年12月の前回より期間と走行距離を延長し、具体的なビジネスモデル構築に向けた課題などを検証する。
 実験期間は今月9日〜来年2月1日、年末年始などを除く計36日間。前回の8日間から大幅に延長したほか、ルートも4キロと約1キロ長くする。道の駅を拠点に村役場や診療所、郵便局などの施設と、周辺地区を回る。今回は有料となり、20歳以上1回20円。
 前回と同じヤマハ発動機製の7人乗り電気自動車を使用し、路面に敷設した電磁誘導線からの磁力をセンサーで感知して走る。緊急時には同乗の運転手が手動で運転する。道の駅に設ける運行管理センターが運転状況を監視する。
 今回は利用者がスマートフォンや電話で乗車したい場所を事前に申し込む「デマンド運行方式」を一部時間帯で行う。整備局は「新技術の導入で、高齢者の移動手段確保の支援につなげたい」と話す。
 国土交通省は道の駅が拠点の自動運転サービスの実用化を目指し、前年度は上小阿仁村や山形県高畠町を含む全国13カ所で実証実験を行った。本年度は既に福岡、長野両県で実施した。


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2018年12月08日土曜日


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