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<エコロジーガーデン>耐震改修もエコ 第1弾工事が完了、直売所オープン

産直まゆの郷の内部。金山杉を使って筋交いを入れ、建物の強度を高めた
リニューアルオープンした産直まゆの郷

 旧農林省蚕糸試験場新庄支場を活用した山形県新庄市の「エコロジーガーデン」の耐震改修工事第1弾が完了し、ガーデンに入っている農産品直売所「産直まゆの郷(さと)」が7日、リニューアルオープンした。
 今回工事が終わったのは、1937年に建てられた木造2階の旧第5蚕室。工学院大(東京)が基本設計を担当した。往時の雰囲気を生かしつつ、金山杉を使った筋交いを巧みに室内デザインに組み込んだ。事業費は約1億円。
 今春から工事に入り「産直まゆの郷」は約半年間、近隣で営業していた。
 式典で山尾順紀市長は「夢と希望のある施設にしたい」とあいさつ。建築学が専門の工学院大の後藤治理事長は「古い施設を磨くことで歴史と文化、産業の発信基地になり得る」と建物の魅力を紹介した。
 昭和初期に蚕糸試験機関が国内各地に建設されたが、建造物がそのまま保存されているのは新庄市のみ。市は文化庁の補助を受け2024年度までに計7棟の耐震化を進める計画だ。19年度は旧第4蚕室の工事を行う。


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2018年12月08日土曜日


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