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<福島・下郷遺体遺棄>「極めて悪質」無期懲役を求刑

 福島県下郷町の空き地で2人の遺体が見つかった事件で、殺人と傷害致死などの罪に問われた本籍郡山市、無職星久宏被告(40)の裁判員裁判論告求刑公判が7日、福島地裁であり、検察側は無期懲役を求刑した。弁護側は懲役15年を主張して結審した。判決は14日。
 検察側は2007年の傷害致死事件に関して「犯行のいきさつは極めて悪質」と指摘。16年の殺人事件は、被害者を孤立させて家族から金をだまし取るという07年の傷害致死事件と同じ構図だったとして、「犯行がエスカレートしており、有期懲役は適当でない」と強調した。
 弁護側は07年の事件は「客観的な証拠がない」と無罪を主張。16年の殺人事件は殺意を否定して傷害致死罪の適用を求め、「悪質性が高いことは否定できないが、凶器を使っていないなど傷害致死事件で最も重い事案とまでは言えない」と述べた。
 起訴状によると、被告は07年に福島市出身の住所、職業不詳半沢拓也さん=当時(37)=に暴行を加えて死亡させたとされ、16年に二本松市出身の住所、職業不詳松田昭浩さん=同(42)=を殺害したとされる。


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2018年12月08日土曜日


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