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福島・浪江の復興演舞で盛り上げ 北海道・東北YOSAKOI開幕

浪江町ににぎわいを取り戻そうと始まった復興YOSAKOI

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が昨春解除された福島県浪江町を元気づけようと、「北海道・東北復興YOSAKOI」(まちづくりなみえ主催)が8日、町役場駐車場などを会場に始まった。参加者は思い思いの衣装をまとい、力強い踊りで寒風を吹き飛ばした。
 イベントは8、9日の2日間で、7道県から延べ30団体600人が参加。8日は役場に隣接する仮設商店街「まち・なみ・まるしぇ」でも演舞が披露された。
 地元の「Wonderなみえ」は、メンバーが全町避難で散り散りになったままだ。代表で自営業の吉田尚史さん(39)=須賀川市=は「解散を考えたこともあるがメンバーが避難先でストレスを抱え、月に1度でも集まれないかと存続させた。メンバーは20人を切ったものの、いろいろな所で演舞し、浪江の現状を発信したい」と語った。
 宮城県の団体などが総踊りで会場を盛り上げた。宮城学院女子大よさこい部代表の石川陽菜子さん(20)は「今年の演舞テーマは『追い続けようあなたの夢を』。震災後に夢を諦めざるを得なかった浪江の人がいたなら、もう一度追いかけてみたいと思えるように踊りたい」と話した。
 9日は2会場のほかJR浪江駅前でパレード演舞がある。牛タン串焼きなど7道県自慢のグルメを集めた食の祭典も開催される。


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2018年12月09日日曜日


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