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<ベガルタ>あと一歩、ため息 サポーターが仙台のPVで応援、健闘称賛

仙台のシュートが外れ残念そうな表情のサポーター=9日午後7時40分ごろ、仙台市泉区の市地下鉄南北線泉中央駅ビル

 サッカーJ1仙台が埼玉スタジアム(さいたま市)で天皇杯全日本選手権決勝に臨んだ9日、仙台市泉区の市地下鉄南北線泉中央駅ビル内であったパブリックビューイング(PV)には約90人のサポーターが集結した。試合は浦和に0−1で惜敗したが、最後まで諦めない選手たちに温かい拍手が送られた。
 「現地には行けなかったが、選手と同じ気持ちで勝利を信じている」。最前列で見守った青葉区の会社員田中寛子さん(42)は、祈るように試合を見詰めた。
 仙台は序盤から積極的にゴールに迫り、「おお」「いける」とサポーターは沸いた。だが、前半13分にセットプレーから先制点を奪われるとため息が漏れた。宮城野区の無職本郷祐輝さん(35)は「浦和のシュートは強烈で、破壊力があった」と舌を巻いた。
 その後も浦和の堅守に阻まれ、ゴールが遠かった。試合終了のホイッスルが鳴ると、悔しさで涙ぐむサポーターもいた。宮城県大衡村の大衡小5年小川元暉君(11)は「みんな一丸となって戦っていた。1点差で悔しい」と唇をかんだ。
 初の日本一のタイトル獲得とはならなかったが、準優勝をたたえる声も多かった。若林区の会社員中田光太郎さん(30)は「一発勝負の天皇杯で勝ち進み、実力を見せてくれた」とねぎらった。仙台青陵中教校4年の庄子遼馬さん(16)は「平成最後の大会で決勝まで行ってくれた。最高の思い出になった」と笑顔で話した。


2018年12月10日月曜日


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