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<仙台市シルバー人材センター>「美」と「遊び」で女性会員増やしたい イベント開き距離感縮める

女性会員がモデルを務めたファッションショー

 仙台市シルバー人材センターは、家事援助や室内清掃などの仕事が増えていることを受け、女性会員の獲得に力を入れている。キーワードは「美しさ」や「遊び」。ファッションショーや料理教室などの会員向けイベントを開き、働くシルバー世代の女性との距離感を縮めようとしている。
 青葉区の市シルバーセンター交流ホールで、11月15日にあったファッションショーには約200人が集まった。幕が上がると、モデルの女性会員ら7人が登場。和紙で作った珍しい服を着て、ポーズを取ると客席から拍手が起こった。
 モデルとして参加した泉区の堀田末子さん(72)は「紙の服を着て、付けまつげをするなんて、めったにない。仕事だけでない体験をさせてもらえた」と語った。ショーを見に来た会員の1人は「友人の応援に来たが、機会があれば私もぜひやってみたい」と笑顔で話した。
 センター会員は2017年度、2659人。うち女性会員は約3割を占める。業務として、女性会員が担当しやすい企業やマンション向けの屋内清掃、高齢者宅の家事援助などの依頼が増えつつあるという。
 ただ、人気のある事務の仕事は少なく、女性会員はなかなか増えない。センターは女性会員の割合を4割まで高めるため、8月に第1弾のメーク教室を開き、約50人が参加した。来年2月には料理教室を企画している。
 高橋公義事務局次長は「22年度までに会員全体を3330人にする目標がある。達成するためには、女性会員の獲得が必要不可欠。今後も『友人と働きながら楽しみたい』というシルバー世代の女性の思いに応えたい」と意気込む。


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2018年12月11日火曜日


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