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<北上虐待死>1歳児放置し連日深夜まで遊興 父、起訴内容認める

 1歳9カ月の長男に十分な食事を与えず死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた花巻市西大通り1丁目、無職高舘拳被告(25)の裁判員裁判初公判が10日、盛岡地裁であり、被告は起訴内容を認めた。冒頭陳述で検察側は、被告は亡くなる10日ほど前から長男優人ちゃんを北上市の自宅に放置し、連日深夜まで友人と遊んでいたと指摘した。
 検察側は証拠調べで、低体温症が死因の全身機能障害を助長したとする解剖医の所見を提示。被告は外出するたび暖房器具の電源を切っていたと指摘した。弁護側は、被告は優人ちゃんと2人暮らしで「食事量が分からず、不適切な量を与えてしまった」と主張した。弁護側の質問に被告は「(優人ちゃんは)大切な存在だった。取り返しのつかないことをしてしまった」と謝罪した。
 起訴状によると、被告は4月8日午後6時ごろ、優人ちゃんを脱水症状と低栄養による全身機能障害で死亡させたとされる。11日に論告求刑公判があり、判決は13日。


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2018年12月11日火曜日


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