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町内会で外国人と共生を 仙台観光国際協が研修会 「地域で見守り相互理解を」

仙台市で暮らす外国人の現状や課題を学んだ研修会

 外国人労働者の受け入れを拡大する来年4月の改正入管難民法施行を前に、仙台市の仙台観光国際協会は市内の町内会の研修会に出向き、外国人との共生を呼び掛けている。協会は「勉強や仕事に頑張る外国人が増えている。地域で見守り、相互理解を深めてほしい」と話している。
 11日、青葉区のエル・パーク仙台であった同区町内会の会員研修会。参加した町内会役員ら約130人を前に、協会の高橋正明国際化事業部長が「仙台は外国人の留学生が多いのが特徴。今後は就労者がもっと増えるだろう」と説明した。
 別の担当者は「うまくコミュニケーションを取るために、ゆっくり、はっきりと簡単な日本語で話し掛けてほしい」と助言。トラブルは小さいうちに相談するよう訴えた。
 市内の外国人は4月現在、約1万2200人で、4年連続で増加。近年はベトナム、ネパールの出身者が増えている。ごみ出しや駐輪のルール違反、夜間の騒音などが、市内各地でトラブルになっている。
 花壇大手町町内会の今野均会長(76)は「今春、ベトナム人ら外国人留学生が一気に100人以上増えた。ごみ出しでトラブルもあったが、行事に招いたりして交流を図っている」と話した。
 協会は9〜10月、市内5区の連合町内会長協議会に赴き、説明会を実施。今月17日には太白区の集まりでも講話する。来年1〜2月は5区の民生委員・児童委員協議会を回る。市も計5カ国語のごみ分別用レクチャーDVDを協会などと制作して配るなど外国人への啓発に努めている。


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2018年12月12日水曜日


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