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<岩手県復興祈念公園>震災遺構の旧気仙中、旧道の駅 内部公開へ

見学者向けに内部を公開する方針が示された震災遺構の旧気仙中校舎

 岩手県は11日、国や県が整備する陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園内にある震災遺構5件のうち、旧気仙中校舎と旧道の駅「タピック45」について、見学者向けに内部を公開する方針を明らかにした。市が改修工事を進め、2021年度の公開を目指す。
 3階建ての旧気仙中は津波で屋上まで浸水したが、生徒は避難して無事だった。県によると、教室は学習机などが散乱したままで、黒板の板書も被災当時の状態で残されている。
 旧道の駅は鉄筋コンクリートの外壁が大破した。内部には高田松原から押し流されてきた松の木が横たわっているという。
 両遺構は所有、管理する市が安全確保のための改修工事を担う。旧気仙中は県の補助金、旧道の駅は国の交付金をそれぞれ活用する見通し。案内板や立ち入り防止柵は県が整備する。
 公園内にある震災遺構の定住促進住宅とユースホステルの見学は、これまで通り外部からのみとする。園内では震災遺構とは別に、津波伝承館の整備が進んでいる。


2018年12月12日水曜日


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