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災害公営住宅に優しい光 福島・いわきの勿来工高生が飾り付け

災害公営住宅を明るくするイルミネーションと高校生

 東京電力福島第1原発事故の避難者が暮らす福島県いわき市勿来町酒井の災害公営住宅で6日、地元の勿来工高生が企画したイルミネーションの点灯が始まった。入居者の交流促進につなげようと、3年生8人が課題授業の一環で取り組んだ。来年1月末まで。
 団地の通路に並ぶ桜5本に、ソーラー充電式の発光ダイオード(LED)電球計約2500個を飾り付けた。工事業者でつくる福島県電設業協会いわき支部が電球を提供し、高所の取り付けを担った。
 団地は2月入居開始と新しく、双葉町からの避難者を中心に118世帯が暮らす。課題授業で行った住民アンケートで浮かび上がった課題がコミュニティーづくりだった。3年山田大貴さん(18)は「近所付き合いがまだ少ないので、話題ができて結束するきっかけになればいい」と語る。
 双葉町から避難する松浦トミ子さん(82)は「高校生に団地に来てもらってうれしい。暮らしが明るくなり、隣近所が仲良くできるといい」と話した。


2018年12月12日水曜日


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