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<仙台市>泉区役所建て替え表明 民間活力導入へ

市職員研修所(左)と共に建て替えの方針が決まった泉区役所本庁舎(中央)。いずれも築40年を超える

 仙台市は12日の市議会12月定例会で、築41年となる泉区役所本庁舎と市職員研修所を建て替える方針を明らかにした。大規模改修を予定していたが費用が想定を大きく上回り、建て替えを視野に入れて検討していた。市は建て替えに合わせ、区役所の敷地を泉区の地域活性化に生かす考えで、民間活力の導入を目指す。
 館圭輔財政局長は「長期的な財政上のメリットを考え、建て替えることと判断した。泉区の中心地区として、持続的なまちづくりの観点を十分に意識して検討を進めたい」と述べた。
 建て替えるのは、泉区役所のうち、地上5階、地下1階の本庁舎と、旧泉市の議会棟だった2階の市職員研修所。ともに1977年建築で、残りの耐用年数は10年未満と見込まれる。
 本庁舎隣にある85年建築の東庁舎は、本庁舎と一体で建て替えるかどうかを引き続き検討する。区役所の敷地は約3万平方メートルと広大で、一部は民間保育園と市情報システムセンターが利用している。
 建て替えによって生まれるスペースを活用し、にぎわい創出も目指す。市職員研修所の現在地への再整備や移転などを検討、整理する。開発事業者をはじめとする民間活力を導入し、敷地の有効活用策を考えていく方針。
 市財政企画課の担当者は「建て替えには、民間資金活用による資本整備(PFI)やリース方式など、さまざまな可能性を視野に入れている。住民の意見を聞く場も設けたい」と話す。


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2018年12月13日木曜日


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