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げんちゃんハウス復活へ 震災後に東松島の味提供 来春目標「オルレ」観光受け皿に

使われなくなった現在もかわいい看板が目を引く「げんちゃんハウス」

 東日本大震災を機に宮城県東松島市宮戸島にオープンし、昨年3月閉店した食堂「げんちゃんハウス」が来春の復活を目指して準備を進めている。10月に始まった島の自然を満喫しながら歩く韓国版トレッキング「宮城オルレ」の客足が順調なことから、再開の機運が高まった。

 木造平屋の食堂は2012年11月開店。被災した民宿のおかみを中心に地元の魚介を使った定食などを提供した。観光客や工事関係者に好評だったが、次第に客足が遠のき店を閉じた。
 当時の運営主体は住民でつくる宮戸コミュニティ推進協議会で、再開する食堂も同推進協が担う。慣れ親しんだ店名は継承し、新たに地元の女性を採用して定食や軽食を扱う予定だという。
 宮戸では宮城オルレ奥松島コース(10キロ)が10月8日に開設されて以降、週末を中心に観光客が増加。オルレ目的の来訪者は11月末現在で3380人に上る。
 食堂はオルレコース沿いの奥松島縄文村歴史資料館の敷地にある。再開について渥美巌市長は「食事やコーヒーを提供する場所ができればオルレの来訪者に喜ばれる。魅力アップを期待したい」と語った。


2018年12月13日木曜日


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