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<秋田市議会>地上イージス計画撤回決議の請願 賛否同数で継続審査へ

請願を採決する秋田市議会総務員会

 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が配備候補地となっている迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、市議会総務委員会は12日、配備計画撤回の決議を求める請願を賛否同数による委員長裁決で継続審査とした。20日の本会議で正式に決まる見通し。
 来年の2月定例会に議論が持ち越された一方で、市議選が4月に迫る。演習場の近隣住民などからは「議員は態度表明を」との声が上がった。
 請願は、演習場周辺の16町内会でつくる新屋勝平地区振興会が提出した。
 総務委員会の審議で、与党最大会派の秋水会と公明党の議員は「防衛省が年度内に終える現地調査や秋田市が独自に行う検証の結果を待って判断することが肝要だ」と述べた。「全体像が見えない現時点では判断には至らない」として審査の継続を求めた。
 採択に賛成する会派の議員からは、市議選も見据え「市民代表としての責務を考えれば、議会として一定の判断を示す必要がある」との主張があった。演習場と住宅地が近接しており、「新屋は全く配備適地でない」と指摘して賛意を示す議員もいた。
 傍聴した新屋勝平地区振興会の佐々木政志会長(69)は「市議選を意識してか、配備に対する議員の本音と建前が見えた気がする。任期中に態度を明確にしてほしい」と話した。


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2018年12月13日木曜日


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