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<鳴子温泉郷>湯ったり読書楽しんで「なるこ湯よみ文庫」続々開設

なるこ湯よみ文庫を設けた遊佐さん

 大崎市の鳴子温泉郷が、読書を楽しめる温泉街づくりを進めている。旅館や飲食店など10カ所に「なるこ湯よみ文庫」を順次開設。16日は読書愛好家向けに書評の書き方を学ぶ講座を開く。活動の中心を担う市の第三セクター鳴子まちづくりは「温泉と読書にどっぷりと浸れる環境を整えたい」と話す。
 川渡温泉の「旅館ゆさ」の遊佐久則社長はラウンジに新たな書棚を据え、湯よみ文庫のタペストリーを掲げた。短編集を主に並べ、湯上がりなどにゆったりと読書が楽しめる。
 湯よみ文庫は「鳴子観光ホテル」(鳴子温泉)、「旅館大沼」(東鳴子温泉)、喫茶店「準喫茶カガモク」(川渡温泉)などにも設けられた。これまでも各館に読書スペースはあったが、共通のタペストリーで統一感を持たせた。
 16日の講座「鳴子で湯よみ」は、東日本大震災を機に鳴子温泉との交流を続ける国文学研究資料館長ロバート・キャンベルさんが講師を務める。参加者は幸田文の短編「台所のおと」など3冊の課題図書から1冊を読み、140字の「つぶやき書評」を事前に準備する。参加者同士で感想を述べ合い、キャンベルさんが書き方を指導する。
 参加費5000円。キャンベルさんのサイン入りトートバッグなどが付く。会場は「たかはし亭」(鳴子温泉)で宿泊付きのプランもある。連絡先はみやぎ大崎観光公社0229(25)9620。


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2018年12月14日金曜日


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