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<楽天・新コーチ>笘篠誠治氏(外野守備走塁)/常に塁を狙う姿勢伝授

笘篠誠治(とましの・せいじ)大阪府出身。大阪・上宮高出。83年にドラフト2位で西武入りし、97年に現役引退。98年から西武、中日、ソフトバンク、東北楽天、ヤクルトで1軍外野守備走塁コーチなどを務めた。通算成績は884試合で打率2割5分6厘、381安打、18本塁打、121打点。54歳。背番号79。

 3年ぶりに東北楽天のユニホームに身を包んだ。同じ1軍外野守備走塁コーチを務めた当時を振り返りながら「島井、八百板、(そのほかも)みんな見違えるようになった。特に島内はようやくプロ野球選手らしくなってきた」と感慨深げに話す。
 西武の現役時代は俊足好守の万能型として活躍した。得点力を高めるには盗塁を含めた走塁が重要で「ワンヒットで二つの塁を陥れるような意識を全員に根付かせたい」と強調する。
 東北楽天の今季盗塁数はリーグ最少の69。前回コーチだった2015年は今季と同じ最下位に沈んだが、盗塁数118は12球団で2番目に多かった。「常に塁を狙う姿勢でいないと、相手の隙は突けない。盗塁と進塁にもっと興味を持たせたい」と目を光らせる。
 指導者として特に心掛けているのは環境づくり。「選手にできないことは言わない。当たり前のことを普通にできる環境を整えるのが仕事」と語る。
 普段は柔和な表情を浮かべているが、西武時代から周囲に「笘篠だけは怒らせるな」と言われるほど、グラウンド上では熱い闘志を見せる。
 「手を抜いた選手がいれば、火花が飛び散るぐらい怒る」。硬軟織り交ぜた熟練の指導で常勝軍団を築き上げる。


2018年12月14日金曜日


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