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<吉浜乾鮑>冬の陽光の恵み 黄金色の輝き 干しアワビ作り最盛期

冬の天日の下で続くアワビの乾燥作業=13日、大船渡市三陸町

 冬晴れの大船渡市三陸町で、中華料理の高級食材「吉浜乾鮑(きっぴんかんぽう)」作りが最盛期を迎えている。日差しと潮風を浴びて、「海の小判」は黄金色の輝きを増す。
 田村蓄養場の屋上には、たこ糸につるされたアワビがずらり。2〜3カ月かけて天日乾燥すると、うま味を凝縮した干しアワビができる。作業はアワビ漁が解禁された11月に始まり、来年3月ごろまで続く。
 ただ、アワビの漁獲量日本一の岩手県は今年も漁が不調だ。県漁連によると、12月の平均入札価格は10キロ当たり13万3593円で、昨年に比べ6割高だった。
 品薄で田村蓄養場の干しアワビ作りも昨年の半分以下にとどまっているが、三ツ井裕三陸営業所長は「厳しい状況でも丁寧に作っているので、高く買ってもらいたい」と話す。


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2018年12月14日金曜日


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