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<福島第1原発>処理水タンクで硫化水素が発生 バクテリア活動原因か

 東京電力は13日、福島第1原発の汚染水を一部浄化した「ストロンチウム処理水」を敷地内で保管する溶接型タンクから、硫化水素が発生していたと発表した。処理水の濁りによる酸素不足で、バクテリアの活動が活発化したとみられる。
 東電によると8月27日、ストロンチウム処理水を多核種除去設備(ALPS)に通す前の確認作業で異臭と濁りに気付いた。10月30日にタンクの一つで内部の硫化水素濃度を測定したところ、中毒の基準値の10ppmを上回り、検出器の上限(50ppm)も振り切った。
 硫化水素は空気中に拡散したり水中に溶けたりして現在は検出されず、タンクの腐食もないという。東電は今月中に他のタンクも調べ、来年1月以降に処理水の濁りの原因や除去方法を検討する。


2018年12月14日金曜日


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