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漁業の明日考える 八戸水産高生が研究発表大会

発表後に会場からの質問に答える八戸水産高生

 本年度の「全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」が14日、八戸市公会堂で開かれ、全国7地区の各代表校と八戸水産高(八戸市)の生徒が新商品開発や地域との連携など独自の取り組みを披露した。
 八戸水産高はアブラメ(アイナメ)のブランド化に向けた事例を紹介。締め方よるうま味成分の違いを比べておいしさを追求した。さらに、町の魚に指定している青森県階上町と協定を結び、課題解決に向けて連携する現状を説明した。
 今後の展望として「最適なPR方法や輸送方法を確立できれば、アブラメが階上のブランド魚として全国に広がり、地域活性化につながる」と締めくくった。
 東北地区代表の宮城水産高(石巻市)は東日本大震災からの復興に役立つ養殖技術確立に向け、魚の養殖と野菜の水耕栽培を組み合わせた「アクアポニックス」という技術に着目した。
 この技術を海水で実現するため、本年度は校内の装置を改良して海水で水質の変化を調査。実習海域の万石浦をモデルに、データを集めて水槽で干潟や魚などを再現するなどして、小学生対象の万石浦学習会を開いたことも報告した。
 審査の結果、最優秀賞に京都府海洋高、優秀賞に富山県滑川高がそれぞれ選ばれた。


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2018年12月15日土曜日


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