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<福島・下郷遺体遺棄>福島地裁、兄に懲役30年判決 傷害致死罪も認定

 福島県下郷町の空き地で2人の遺体が見つかった事件で、殺人と傷害致死などの罪に問われた本籍郡山市、無職星久宏被告(40)の裁判員裁判判決で、福島地裁は14日、懲役30年(求刑無期懲役)を言い渡した。
 弁護側は2007年の傷害致死事件について無罪を主張していたが、柴田雅司裁判長は被告の弟(36)=死体遺棄罪で有罪確定=の証言などを踏まえ、「犯人であることに合理的疑いはないと言える」とした。
 殺意の有無が争点となった16年の殺人事件についても「殺意をもって被害者の喉を5回殴打した」と認定。「暴力の程度は残酷さを増している」と悪質性を指摘した上で、量刑について「有期刑の上限(30年)が相当」と説明した。
 判決によると、被告は07年に福島市出身の住所、職業不詳半沢拓也さん=当時(37)=に暴行を加えて死亡させた。16年には二本松市出身の住所、職業不詳松田昭浩さん=当時(42)=を殺害して遺体を弟と共に下郷町の空き地に埋めるなどした。


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2018年12月15日土曜日


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