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<E番ノート>弟子入り

 毎年オフになると、他球団の有名選手に弟子入り志願する若手が出てくる。東北楽天の22歳安楽は昨オフのダルビッシュ(カブス、宮城・東北高出)に続き、来年1月は松坂(中日)と自主トレーニングを行う。
 今年2月のキャンプで右肩を負傷した際、当時の与田2軍投手コーチ(現中日監督)らを通じて松坂に治療院を紹介してもらったのが縁。同じ右肩のけがから復帰して6勝を挙げ、今季カムバック賞に選ばれた松坂を「同じ空気を吸うだけでも違う。取り組む姿勢も勉強したい」と師事する。
 もう一人が今季28試合出場した21歳村林。球界屈指の遊撃の名手、年明けに今宮(ソフトバンク)の自主トレに参加する。面識はなかったが、知人から連絡先を聞き参加を直談判した。茂木らとの遊撃争いを勝ち抜くため「今宮さんから盗めるものは全て盗みたい」と張り切る。
 「期待の若手」という立ち位置に甘んじていられない、というのが「入門」の最大の理由のようだ。先発の一角に期待されながら2年続けてけがで離脱した安楽は「情けない思いでいっぱい。大卒の同い年が入る。せめて4年プロで過ごした成長は見せたい」と悲壮感を漂わせる。(金野正之)


2018年12月16日日曜日


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