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<ボートU−23>東北大・西原、世界での経験糧に東京五輪目指す

エルゴメーターで練習する西原=仙台市の東北大川内キャンパス

 東北大漕艇部の西原佳(かな)=経済学部4年=が今年、ボートのU−23(23歳以下)日本代表に初選出され、世界選手権とアジア大会に出場した。世界の舞台を踏んだ経験を糧に、異色の国立大出身選手として2020年東京五輪出場を目指す。

 今季は体重無制限のオープン・かじなしペアに高野晃帆(21)=立命大=と組んで出場。7月にポーランドであった世界選手権は決勝に進めず15位に終わったものの、8月のインドネシアでのアジア大会は4位入賞した。
 初めての国際大会で「外国人選手に比べて体格で劣っていたのに加え、こぎ方も荒かった」と世界との差を痛感した。オフシーズンに入った今は、大学の体育館でこぐ力を上げるエルゴメーターを1時間以上動かし続ける。「正直つまらない練習だけど、一つのことを継続することは得意」。前向きに取り組んでいる。
 仙台市泉区出身。宮城・泉高では陸上部に所属し、投てきと中距離の選手だった。ボート競技を始めたのは大学入学後。22歳でキャリアはまだ4年だが、陸上で培った身体能力を生かして日本代表に選ばれるまで成長した。
 来春の卒業後は京都の印刷会社に就職が決まっている。会社にボート部はないが、競技を続けることは了解を得ており、琵琶湖で練習を続ける考えだ。「まずは来季も代表に選ばれることが第一。国際大会を戦う中で五輪代表選考を勝ち抜ける力をつけたい」と意気込む。(今愛理香)


2018年12月16日日曜日


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