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<福島・北塩原>桜の蜂蜜、華やぐお酒に 官民連携で新たな特産品開発

商品化された「桜峠のハニーワイン」

 福島県北塩原村の桜の名所「大塩桜峠」で採取した蜂蜜だけを使った蜂蜜酒「桜峠のハニーワイン」が完成した。官民連携で商品化され、新たな特産品として年内にも村内で限定販売。村はふるさと納税の返礼品に加える。

 村の養蜂家遠藤栄久さん(70)が採取したオオヤマザクラの蜂蜜を、峰の雪酒造場(喜多方市)が醸造。ふるさと納税の返礼品開発で村の委託を受ける山庄商店(同)、NPO法人「わ」(福島市)などが村と連携して取り組んできた。
 日本酒の酵母を使い、桜の爽やかな香り、軽くドライな味を実現。蜂蜜特有の透明な黄金色が特徴だ。
 大塩桜峠は、村に静養に訪れていた皇太子ご夫妻の長女愛子さま誕生を記念して2002年、オーナー制度で2001本の桜を植樹したのが始まり。現在は3000本を超える。
 村役場で14日に試飲した小椋敏一村長は「香りが素晴らしい。村を多くの人に知ってもらう機会になる」と期待を寄せる。村地域づくりアドバイザーを務める「わ」の沼田典雄理事長は「特産品作りは自治体単独では厳しい時代。垣根を越えた連携が成果を生む」と語った。
 1本(375ミリリットル)2500円(税別)。今回は1300本製造。村内では主に道の駅「裏磐梯」で今月下旬から販売する。連絡先は山庄商店0241(22)1744。


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2018年12月16日日曜日


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