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<枝野幸男氏>5県連設立「最初の一歩」 東北選挙区「勝ち目ある」

各県連を拠点に支持基盤構築を急ぐ考えを示した枝野代表

 立憲民主党の枝野幸男代表は15日、山形市内で河北新報社のインタビューに応じた。東北5県に県連組織が設立されたことに「最初の一歩を踏み出した」と述べ、来年の統一地方選や参院選に向け足場固めを急ぐ考えを示した。参院選の東北の各選挙区に関しては、野党候補者を一本化できれば「十分に勝ち目はある」との見方を示した。(聞き手は報道部・松本果奈)

 −東北は岩手を除き県連組織が設立された。
 「(結党直後の)昨年を考えれば夢のようだ。党への期待を受け止める地域の拠点ができたことは喜ばしい。だが、野党第1党としては最初の一歩を踏み出した状況だ」
 「先行して立ち上げた宮城に今後は各地をサポートしてほしい。岩手には自由党などの勢力があり、波風を立てるのは難しい」

 −東北の参院選の候補者選定状況は。
 「地域によって事情は異なるが、模索が始まっている。他の野党も納得できる形で進むことが重要。(改選数1の)1人区はいいプロセスで候補者を擁立し、(与党と)一対一の構図に持ち込めれば勝ち目は十分にある。まだ焦らなくていい。丁寧に擁立するべきだ」

 −昨年の衆院選で東北では3議席を獲得した。どう分析するか。
 「政策の筋を曲げなかったことが評価された。特に東日本大震災の被災地では、広い意味で東北の暮らしを押し上げることに期待してもらえたのではないか」

 −参院選の争点は。
 「与党との対立軸は明確だ。東京一極集中が進む中で、東北は仙台のごく一部を除けば切り捨てられている。地方から社会を押し上げたい。被災地では暮らしの立て直しが遅れている。地域事情を踏まえたきめ細かい政策を丁寧に訴え、風化させない流れをつくる」


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2018年12月16日日曜日


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