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<♯7119>相談ダイヤル、救急車出動の抑制に一役 「必要」判断10%止まり

 宮城県と仙台市が運用する夜間・休日の救急相談短縮ダイヤル「♯7119」で、救急車の要請が必要と判断されたケースが全体の約10%にとどまることが、県のまとめで分かった。県は緊急性の低い救急車出動の抑制に一定の効果があったと分析している。

 救急相談短縮ダイヤルはけがや病気の状況について看護師らの助言を受けられる。運用が始まった2017年10月〜今年9月までの相談件数は1万4229件で、今年4〜8月の5カ月間にあった6320件について対応状況をまとめた。
 最も緊急性が高いと判断された「救急車要請」の助言は9.9%だった。最も多かったのは自力受診が可能とみられる「早期受診」の34.1%。以下、「任意受診」の21.4%、「翌日受診」の17.9%、「医療機関案内」が15.6%の順だった。
 利用者の年代は多い順に30代が19.3%、20代が16.3%、40代が15.3%。若〜中年層の利用が多い一方、50代以上への浸透に課題のある状況が浮かんだ。市町村別では67.8%が仙台市に集中。大崎市の6.9%、名取市の3.4%が続いた。
 県医療政策課の担当者は「救急車の出動抑制や利用者の不安軽減に一定程度の効果があったのではないか」と分析し、さらなる認知度向上や普及を図る。
 救急相談短縮ダイヤルは15歳以上が対象。開設時間は平日午後7時〜翌午前8時、土曜日午後2時〜翌午前8時、日曜祝日は24時間対応。


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2018年12月17日月曜日


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