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<大橋欄干かさ上げ>景観配慮の姿勢強調 仙台市が説明会

景観に配慮したデザインを検討すると市側が強調した説明会

 仙台市は16日、青葉区の広瀬川に架かる「大橋」の欄干をかさ上げする事業の説明会を同区の仙台国際センターで開いた。大橋の和風の意匠、周辺の景観に配慮したデザインを検討することを強調し、来年度の工事着手に理解を求めた。
 市民約10人が出席した。市側は欄干の高さが90センチで、国の設置基準に20センチ足りない現状を説明。歩行者の転落防止のため、手すり状の構造物を追加し、安全を確保する方針を示した。
 構造物は欄干と同じコンクリート製で、同色の塗装で仕上げる。「イメージ写真などを使い、あらゆる角度から見え方を検証する」と述べ、青葉山や広瀬川など周辺の景観との一体感を重視する姿勢を強調した。
 市民からは「バルコニー部分は写真を撮りたくなる(手すりの)デザインにしてはどうか」「大橋は交通量が多い。自動車の速度を落とさせる工夫も講じてほしい」などの意見が出た。
 大橋は藩制時代に仙台城大手門と城下町をつないだ「仙台橋」が前身とされ、現在のアーチ橋は1938年に完成した。欄干に灯籠を配置するなど和風の意匠が特徴で、2001年には市都市景観賞に選ばれた。
 市道路保全課の大友修課長は「青葉山公園の整備が進めば、大橋の通行量はさらに増えるだろう。違和感のないデザインで欄干をかさ上げし、安全性の向上を図りたい」と語った。


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2018年12月17日月曜日


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