宮城のニュース

<子ども食堂>食卓を地域交流の拠点に 仙台・連坊に開設、親子連れや高齢者も利用可能

テーブルを囲む参加者ら=11月28日、仙台市若林区の連坊コミュニティセンター

 食事を通して地域のつながりを深めようと、仙台市の女性会社員らが「こども食堂 Bamboo(バンブー)」を開設した。夫婦共働きなどによる「孤食」の子どもに限らず、親子連れや1人暮らしの高齢者にも門戸を広げ、地域の交流拠点になりつつある。

 11月28日夕、おいしそうな匂いが立ちこめる若林区の連坊コミュニティセンターの1室に、子どもやその親ら約60人が集まった。この日の献立はさつまいもご飯、芋煮汁、野菜のあえ物やフルーツサラダ。子どもたちが大きな鍋の周りを囲み、「おかわり!」と食器を差し出した。
 バンブーを主宰する同区の会社員成田祐美さん(38)は以前から「子どもに関わる何かをしたい」と考えていたという。市が5月、子ども食堂の運営団体への助成制度を創設したことを機に、知人女性ら数人と9月に活動を始めた。バンブー(竹)という名には、すくすくと伸びる竹の姿から「子どもたちの成長を見守る」という思いを込めた。
 月1回、水曜日に不定期で開かれる食堂には、親子の姿が目立つ。同区の会社員千葉あかりさん(33)は3人の子と共に参加。仕事の都合で普段は別々に食事することが多く、「ここだと子どもと一緒に食べる時間が取れてうれしい」と話す。
 口コミで存在を知った地域の高齢者も加わり、テーブルでは世代を超えた交流が見られる。成田さんは「子どもの頃、学校帰りに近所の家に立ち寄ったような感じで、地域がつながる場所になってほしい」と期待する。
 今月21日も午後5時から連坊コミュニティセンターで開催予定。参加費は高校生以下無料、大人300円。参加には予約が必要。連絡先は成田さん080(3486)8311。


関連ページ: 宮城 社会

2018年12月17日月曜日


先頭に戻る