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再生市街地の魅力磨く 陸前高田の事業者ら「まちなか会」結成 集客増へ「まちゼミ」開催

事業者が「まちなか会」を結成した陸前高田市の中心市街地

 東日本大震災の復興事業でかさ上げした岩手県陸前高田市中心市街地の事業者が、「高田まちなか会」を結成した。店主らが講師を務める「まちゼミ」の開催や各種イベントで再生した街の魅力を高め、集客力向上を目指す。

 まちなか会は建設中を含め約30の店舗や事業所のほか、約20店舗が営業する商業施設「アバッセたかた」の運営組合で結成。中心市街地に進出する事業者の大半が参加した。
 自らも和雑貨店を再建した磐井正篤会長は「みんな、借金などのリスクを負って中心部に集まってきた。情報交換しながら互いに切磋琢磨(せっさたくま)したい」と意気込む。
 中心市街地では少しずつ店舗などの再建が進む一方、金融機関や郵便局はまだ立地しておらず、商業地としての機能は十分に整っていない。市から譲り受けた周辺部の仮設施設にとどまる事業者も少なくない。
 市内には2019年以降、沿岸部に道の駅などがオープンする予定で、観光客の誘導策も課題になっている。
 磐井会長は「人口減少や少子高齢化は分かっていること。街の規模では近隣の気仙沼や大船渡に及ばないが、市外からも訪れたくなるような場所にしたい」と話す。


2018年12月17日月曜日


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