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<金ニラ>「産金の町」涌谷の名物に 本格栽培へCFで協力金募る

宮城県涌谷町の特産品に育てようとしている金ニラ
金ニラ生産者の伊藤充さん

 宮城県涌谷町の農家が、葉が黄金色に輝く「金ニラ」の試験栽培を進めている。生育から収穫まで通常のニラより手間が掛かる貴重な作物。設備を整え本格的に栽培し「産金の町」の新たな特産品に育てたい考えだ。

 金ニラは、臭みがなく、やわらかい食感が特徴。黄ニラの栽培の応用で、遮光してニラの葉が緑色になるのに必要な光合成をさせず、金色にする。生育方法が難しく、収穫量が限られるという。
 栽培するのは伊藤允さん(38)、久美子さん(38)夫妻。地元で「いとうファーム」を家族で経営する。
 金ニラ栽培は親子2代にわたる挑戦だ。父晃さん(63)が約25年前に生産したが、販路を確保できず断念。数年前に允さん夫妻が挑戦し、主力のコメやニラ、ホウレンソウの生産の傍ら試験栽培してきた。
 安定生産できるめどが立ち、近年は仙台、秋田両市の中華料理店や料亭の食材として提供。首都圏の飲食店からも要望が寄せられているという。
 允さんは「生産量を確保し、知名度を上げたい」と本格栽培を視野に入れ、専用の温室ハウス1棟の設置と資材購入の協力金を募っている。80万円を目標に、来年1月末までクラウドファンディングサイト「FAAVO(ファーボ)」と現金で受け付ける。
 連絡先は、いとうファーム090(3644)8208。


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2018年12月18日火曜日


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