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<仙台六大学野球>初の留学生選手誕生へ 宮教大の張さん「多くの経験積みたい」

来春のリーグ戦デビューに向け、練習でバットを振り込む張さん=仙台市青葉区の宮教大野球場

 仙台六大学野球で初めての留学生選手が誕生しそうだ。台湾・高雄大からの交換留学生で宮城教育大に通う張翼宏(ちょうよくこう)さん(21)が来春のリーグ戦デビューを目指して練習に取り組んでいる。「日本の大学野球で多くの経験を積んで今後の人生に生かしたい」と意気込む。

 張さんは同じ台湾出身でプロ野球巨人の陽岱鋼選手に憧れ、高校から本格的に野球を始めた。高雄大のスポーツ学部で学問としての野球を専攻。コーチング理論を学んできた。野球先進国の日本で野球を経験しようと日本語も習得し、今年10月に来日した。
 宮教大の野球部で走り込みや打撃練習といったメニューをこなし、練習試合で外野手としてプレーしながら技術を磨く。「日本の投手は制球が良く変化球も多彩。タイミングを合わせるのに苦労するが、徐々に(バットの)芯で捉えられるようになってきた」と手応えを語る。
 高橋顕法(あきのり)監督は「粗削りだが、競技に打ち込む姿勢は真面目。今後、伸びる可能性は十分にある」と評価する。
 1970年に始まった仙台六大学野球のリーグ戦で留学生選手の出場はない。仙台六大学野球連盟の菅本昭夫事務局長は「他の選手の刺激になる。リーグを盛り上げる存在になってほしい」と期待する。
 留学期間は2019年9月まで。張さんは「ここぞの場面で打てる打者になってチームの勝利に貢献したい」と活躍を誓う。


2018年12月18日火曜日


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