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「田んぼ豚」放牧のびのび 休耕田で30匹、冬の大地を駆け回る

広々とした休耕田で駆けっこをする「田んぼ豚」=18日午前9時40分ごろ、登米市米山町
休耕田の広いスペースいっぱいに飼育されている「田んぼ豚」=18日、登米市米山
休耕田の広いスペースいっぱいに飼育されている「田んぼ豚」=18日、登米市米山

 寒風吹く中、広い大地を豚が元気に走り回る。宮城県登米市米山町の農業鈴木豊さん(53)の水田で放牧されている。
 休耕田計1ヘクタールで約30匹を飼育。一般的な豚舎と比べて約50倍の広さだ。豚たちは柵に囲まれた田んぼと、その中にある屋根付き畜舎で春夏秋冬を過ごす。
 18日朝の登米市米山の最低気温は1度。鈴木さんが朝の餌やりに姿を現すと、猛烈なスピードで田んぼを駆け回り餌を追い求めた。
 鈴木さんは株式会社「いなほ」を設立し、有機米や養鶏といった自然循環型の農業を実践。2016年春に豚の放牧を始めた。地元産のコメや野菜を餌に使って「田んぼ豚」の名称で仙台市の産地直売店などに出荷する。
 厳冬期には気温がマイナス10度以下になることも。鈴木さんは「食べて、運動して、寝てとストレスフリーの豚。真冬でも、とにかく元気だ」と目を細めた。


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2018年12月19日水曜日


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