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<東日本大震災>津波で流された気仙大橋が復旧 陸前高田と気仙沼を結ぶ交通の要衝が完成

通行が可能となった新しい気仙大橋(左)と仮設橋

 東日本大震災の津波で流失した陸前高田市気仙町の気仙川に架かる国道45号の気仙大橋が復旧して17日夜、通行可能となった。震災から7年9カ月を要し、隣接する気仙沼市へと通じる交通の要衝が完成した。
 国土交通省三陸国道事務所によると、道路部分の高さは旧橋より約4メートル高くして約12メートルとなり、津波の到達高を上回る設計とした。片側1車線で長さ201メートル、幅員15.5メートル。旧橋を長さで20メートル、幅員で3メートル上回る。
 河口付近に架かっていた気仙大橋は、津波で重さ400トンの鉄製橋桁が上流に300メートル押し流された。陸前高田市から気仙沼市までは約25キロの道のりだが、震災直後は最長で3倍近い距離を迂回(うかい)。2011年7月に仮設橋が設置された。
 国道45号に架かる橋の復旧は、気仙大橋のほか宮城県内5カ所で計画された。このうち気仙沼市の3カ所は、現在も工事が続いている。


2018年12月19日水曜日


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