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<楽天・新コーチ>野村克則氏(2軍バッテリー兼守備作戦コーチ)/捕手育成 人間教育から

野村克則(のむら・かつのり)東京都出身。明大出。1996年ドラフト4位でヤクルト入団。阪神、巨人を経て2005年に東北楽天に移籍。06年限りで引退。10年以降は巨人、ヤクルトでコーチを務めた。通算222試合、1割8分5厘、4本塁打、17打点。45歳。背番号73。

 父親は言わずと知れた野村元監督。野球理論はもちろん、どこかのっそりとしたたたずまいまで父譲りだ。「歩いているところとか、話している間合いとかがおやじに似ていると、最近よく言われる。さすがに、もう45歳だから」
 2005〜09年に選手、バッテリーコーチなどでチームを支え、10季ぶりに復帰した。
 駆け出しコーチだった07年、新人嶋の教育係だった。「捕球は下手。逃げ腰で、サインを出すのにもパニックになっていた」と懐かしむ。その後、嶋は13年のリーグ優勝、日本一を経験した。「『優勝チームに名捕手あり』と言うが、経験を積んで安心感というか味が出た。球界を代表する捕手になり、昔のように接してはいけないのかなとも正直悩む」と苦笑いする。
 今度はその後継者育成が役目となる。野村元監督が常々語ったのと同様に「捕手は扇の要で監督の分身」と言い、「人間教育から取り組む」と考える。
 野村元監督は、自身と同じ高校出捕手の方が吸収力が高く育成しやすいというのが持論だった。対して大学出の息子は「高校も大学も社会人もさほど関係ない。本人の学ぼうとする意識の問題」と言い切る。野村元監督が好んだ格言に「先入観は罪 固定観念は悪」がある。偏見なく選手に接したい考えだ。


2018年12月19日水曜日


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